2017年10月15日日曜日

販売車種を半減、悩めるTOYOTA期間工


期間工にとっては吉か凶か


トヨタが国内の販売車種を半減させるようです。


トヨタ、2020年代半ばまでに国内販売車種を半減へ=関係筋
 (2017年10月12日 / 09:44)

ただ、記事の中にあるように、減産と言う話は以前からあったと
いうことで、系列ごとに分けたトヨタの販売戦略をよりスリム化
する方向のようです。

期間工からすると、

「なに?ついにトヨタも期間工を切り捨てるのか?」

と思った方がいるかもしれません。

それは、ありえません。

記事の最後の方には

「国内販売150万台の維持に努めていく」

という記述があるように、一定数の販売は常に約束されており、それに伴う
工場での生産も引き続き継続されます。

ただ、日本でも若者が車を買わなくなっているという話はよく出てきます。
そこで自販連のホームページで確認してみたところ、

西暦1~12月前年比
20172,291,162107.7
20162,801,491103.6
20152,704,48594.5
20142,860,47299.6
20132,872,11195.3

2016年と17年度では、前年比で新車販売数は上向き傾向にあるのが分かります。
確かにここ数年は経済が上向ていて、景気が良い印象があるので、販売数も
増加傾向にあるけれども、

2013年から2015年度は、毎年販売数を減らしていたので
そういう意味では、前の水準に若干戻ったという話に過ぎないのかもしれません。

また、ここ数年人口も減少していて、かつ65歳以上の人口が27%という統計が
統計局から出されており、超高齢社会になってしまった日本の現状が厳しさを
物語っていますね。



今後、日本での生産を減らして、出生率が高く経済的に成功しつつある発展途上
の国に施設を移していくのは、必然なのかもしれません。

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