短期(3か月~1年)で稼ぎたいと言う方!
一番のお奨めは、「紹介」の派遣会社を選ぶことにつきます。
できるだけ、期間工に利益を還元してくれる派遣会社を選ぶのがお奨めです。
関連記事
派遣(紹介)か直雇用の期間工がいいのか?(実例比較)
直雇用も紹介もほぼ同じ給与と言うことは関連記事ですでに書きました。
まずは賃金(基本給)の比較
基本給の比較は大切です。時給(日給)で、ある程度差が出ている場合、時給(日給)の高いところを
選択することが基本です。時給で表示されているところと日給で表示されるところがあります。
計算で出せるところは、日給も表示しました。
ざっと、列挙すると、(2017年10月現在)
- トヨタ 時給1292円(日給9800円)
- デンソー(日給9650円~10950円)
- SUBARU 時給1200円(日給9000円~){6か月で9200円12か月で9600円}
- ホンダ 日給9600円(埼玉と鈴鹿は10200円)
- AW 時給1420円(日給約11119円)
- 日野 (時給1263円)日給1万~1万500円
- ガイシ 時給1500円(月給24万) 4勤2休
- 日産(追浜) 時給1200円(日給9300円)
- いすゞ 日給9300円
・デンソー:3組2交替が11650円、2組2交替が9650円、設備長時間が9850円(日給は1年ごとに更新)。
・ホンダの場合、交替勤務の実働時間が少ない割に、日給が高い(昼実働7時間20分と夜実働6時間15分)
上の数値(日給や時給)の中には、公式HPに出ていないものがあるので、管理人が実際に
少数単位をカットした数値を算出しています。
とりあえず、この中で賃金だけで比較したときに最も稼げる企業を順に並べると、
- ガイシ(時給1500円)
- AW (時給1420円)
- ホンダ(日給10200円) 埼玉と鈴鹿のみで、その他は9600円
- TOYOTA(時給1292円、日給9800円)
- 日野 (時給1263円)
- デンソー(日給9650円)工場次第では日野を抜く
- いすゞ(日給9300円)
- SUBARU(時給1200円)
- 日産(追浜)(時給1200円)
になりました。
次に重要なのが、時間外労働です。時間外労働は、時給(基本部分)に比例して
上昇するので、時給が高ければ高いほど、残業代の部分も膨れてきます。
基本給と時間外労働で稼ぐ
それではさっそく、時間外労働の部分を見ていきます。
それぞれの企業によって、時間外労働の割増し分が異なってきます。
公に表示されている企業を列挙してみましょう。
- トヨタ 時間外3割、休日45% 深夜30%
- デンソー 時間外3割、休日4.5割、夜勤(22~5)3割
- SUBARU 時間外3割、休日4割、夜勤3割
- AW 休日45% 深夜が30% 残業深夜時給:1,846円 ※休日時給:2,059円
- 日野 時間外約1639円(29.8%) 休日1763円(39.6%)
- ガイシ 時間外30% 深夜25%
- ホンダ 時間外25% 休日35%、深夜25%
- 日産(追浜) 時間外30%、休日出勤40%増、深夜25%
- いすゞ 時間外25% 休日35% 夜勤(変動)
・SUBARUに関してはネット情報なので不正確の可能性あり。
・HONDAの情報もネット情報
・TOYOTAの場合、休日出勤について触れていないため、3年前のネット情報を参考。
・日野の時給は少数単位で表示されるので、少数第一を四捨五入
・ガイシは休日出勤は月1~2回あり。ただし、寮がない。(通勤者向け-名古屋市瑞穂区須田町)
・いすゞはネット情報(夜勤は変則勤務手当として、4700円と言う情報あり)
順を付けるとすると、休日の割増率の高いトヨタ、デンソー、AWが候補に上げられ、
その次に/SUBARU/ガイシ/日産と並んでいます。ホンダ、いすゞが25%の時間外で一番低い。
深夜とは午後10時から午前5までの間を言いますが、地域によっては11時から6時
(サマータイムを導入している企業が当てはまる)の間をさします。
時間外勤務ならTOYOTAを選びたいところですが、TOYOTAやHONDAは
昨今、残業を減らし、休日出勤もほとんどないと言われています。一方、
AWやデンソーなどはかなり忙しいという話を聞きます。(2017年10月前後)
そのため、夜勤や休日出勤が期待できる企業は、TOYOTAやHONDAではなく、
AWを中心にデンソーや、SUBARU・日産・日野を選択することになってきそうです。
休日とは、必ずしも土日を言うのではなく、その企業のカレンダーに従って休日とされる
部分を言います。4勤2休の場合、4日働いた後の2日が平日でも休日となります。
その休日に仕事を頼まれたら、平日でも休日出勤扱いになります。
以上、基本給(時給)を含めた、残業(時間外労働)で稼げる順にあげると
- AW (日給11119円)
- デンソー(日給9650円)
- ガイシ (時給1500円)
- TOYOTA (時給1293円、日給9800円)
- 日野 (時給1263円)
- SUBARU (時給1200円)
- 日産 (時給1200円、日給9300円)
- いすゞ (日給9300円)
- ホンダ (日給10200円)
といった順序になります。これは、あくまで稼ぐと言った視点での順序になります。
下のほうに行くほど、あまり差が見られなくなるので、上位の部分だけを見て判断してみてください。
ガイシにつていは、寮が存在しないので、これ以降は表記しません。
また、時間帯手当については省きました。ここの部分は時間帯手当を採用する企業、交替勤務手当を採用する企業と
バラバラであり、稼擬態期間工にとっては、交替勤務は必然のため、あまり金額の差は変わらないだろうという判断によるものです。残業時間が多い企業とそうでない場合とにおいても、通常超過時間の部分は時間外、もしくは、夜勤割増分としてカウントされるので、上記の残業に含まれてきます。仮に、この時間帯手当に差があっても、数千円から多くて1万円くらいだろうと推測し、省きます。
手当や満了金・慰労金を含んだ場合の比較
また、条件をクリアすると、手当や慰労金などがもらえるところもあります。
重要なものとして、慰労金・満了報奨金・皆勤です。
皆勤は、遅刻と早退、欠勤がない場合に、毎月給与にカウントされます。そして、
企業ごとに設定された更新契約を全うすると、満了金や慰労金ももらえます。
ただし、手当てや報奨金の条件をクリアするのはとてもシビアです。
よく学校で遅刻したり、休むことの多い人にとっては、高いハードルになります。
欠勤や遅刻などを絶対しないという心構えを持たないといけません。
企業によっては、90%以上の出勤率であれば慰労金や報奨金が出るところもあります。
が、多くの企業は皆勤が必要になると考えたほうがよいでしょう。
それでは、実際に提供される手当や満了金を見ていきます。
(実際の手取りは、税で差し引かれるので、実質より少なくなります。また、
満了慰労金は満了(退職)して初めてもらえるものです。更新されれば、
その更新付きの最後に支給が延長され、更新時にはもらえなくなります。)
3か月短期で満了する場合(多くもらえる企業を上から順に表示)
いすゞ 慰労金21万 満了金なし (満了金は満期慰労金に含める)
スバル 慰労金なし 満了金6万円 皆勤3万×3 (慰労金は4か月後から)
トヨタ 慰労金3.05万円(61日)、満了金9.15万円(実際は日当たり計算、61日の場合)
日野 慰労金4.8万 満了金6万円
ホンダ 慰労金なし 満了金9万 (ホンダは慰労金がない代わりに、満了金として支払っている模様)
日産 慰労金なし 満了金なし(6か月更新のため)皆勤8万(2か月毎)
AW 生産協力金なし 満了金なし(6か月更新) 勤続1万×3,
デンソー 慰労金なし 満了金なし (6か月更新のため)
※
いすゞの満期慰労金、満期日なので当日に満了を迎えたらすぐにもらえる。
日野はフル満了(24か月)で最大122万の慰労金
AWは3直2交替の場合金手当てが月に1.2万円出る(紹介)が、上述した通り無視。寮費が9500~10500かかる(光熱費込み)。
上記の通り、いすゞは全体で21万、スバルは15万、トヨタは12.2万、日野が10.8万、ホンダが9万と続きます。
基本給・残業の給与では下のほうに位置していた「いすゞ」ですが、慰労金の存在によって、
この段階ではTOYOTAをも若干上回る手取りが期待できます。3か月では、
評判の良いデンソーやAWでも下のほうに来ています。
この段階で働きたいところと言えば、いすず、スバル、トヨタ、日野の順になります。
なぜなら、一番日給の高いAWと比較して、いすゞとの日給差は1819円。月(21日勤務)
で言えば、38199円の差が出ます。これが3か月だと、114,597円の差。しかし、3か月でやめる
ことを前提にすれば、いすゞの慰労金で、十分に元が取れてしまうのです。
6か月短期で満了する場合
日産 慰労金25(19)万 満了金なし(満了金は慰労金も含む模様)皆勤8万×3 勤続5万(6か月)
いすゞ 慰労金42万 満了金なし
トヨタ 慰労金20.74万円(122日計算)、満了報奨金18.3万円 経験者1万
スバル 慰労金なし 満了金18万円 皆勤3万×6
デンソー 慰労金700円/日 満了金1000円/日 在籍手当5万(在籍6ヶ月満了毎に支払い)
日野 慰労金13.42万 満了金6万円
AW 生産協力金(1万×6)満了慰労金6(紹介) 手当
ホンダ 慰労金なし 満了金9万 (ホンダは慰労金がない代わりに、満了金に含む模様)
満了金は3か月分と合算するものではなく、あくまで満了時に与えるボーナスみたいなもの。スバルの場合、実働120日以上で18万の慰労金がもらえる。3か月の6万をさらに加算して24万としない。いすゞの場合、3か月ごとに満期慰労金が支給されるが、ここでは6か月の合算で表示。以降も同様。デンソーは月21日勤務として計算すると、およそ6か月で31万4千200円。
なんと、6か月短期だと、トップは日産で、組立の配属だと半年で54万円稼げます。(給与含まず)
順じて、いすゞが42万、トヨタが40.04万、スバルが36万、デンソーが26.42万(月21日勤務×6)、
日野が19.42万、AWが12万です。
いすゞとデンソーを比較した場合、上記の計算の2倍より、229,194円の差がなくなっているので、
この段階で、いすゞは上位を明け渡し、デンソーのほうが稼げることになりました。
よって、6か月短期で稼ぐなら、日産(組立)、トヨタ、AW、デンソー、スバルの順になるかと思います。
9か月短期で満了する場合
スバル 慰労金30万 満了金6万円 皆勤3万×9
いすゞ 慰労金63万 満了金なし
日産 慰労金なし 満了金なし (6か月毎更新のため、6か月を参照)
トヨタ 慰労金なし、満了金なし (次は12か月満了の場合に支給するため、6か月を参照)
日野 慰労金25.48万 満了金6万円
デンソー 慰労金なし 満了金なし (6か月更新のため、6か月を参照)
AW 生産協力金なし(6か月更新のため) 満了金なし
ホンダ 慰労金なし 満了金15万 (ホンダは慰労金がない代わりに、満了金に含む模様)
※
スバルは実働180日で計算、180日に満たない場合160日の26万(入るタイミングによる)。
スバルは実働180日で計算、180日に満たない場合160日の26万(入るタイミングによる)。
9か月だと、中途半端な数字のため、6か月更新の企業が増えます。9か月でやめた場合、実質、
満了前に退会することを意味するので、そんな馬鹿な選択肢はしないはずです。そのため、
候補として、日産、トヨタ、デンソー、AWは完全に排除され、9か月でやめても問題なさそうなのは、
スバル(63万)といすゞ(63万)、日野(31.48万)、ホンダ(15万)だけになります。
この段階で、一番稼げそうな順は、スバル、いすゞ、日野、ホンダと言うわかりやすい順になります。
12か月短期で満了する場合
トヨタ 慰労金54.29万円(122日計算)、満了金36.6万円(244日)経験者1万
スバル 慰労金38万 満了金6万円 皆勤3万×12
日産 慰労金28(22)万 満了金なし 皆勤8万×6, 勤続5万(初回のみ) (追浜の例)
いすゞ 慰労金84万 満了金なし
日野 慰労金46.36万 満了金6万円
デンソー 慰労金700円/日 満了金1000円/日 在籍手当5万×2(在籍6ヶ月満了毎に支払い)
ホンダ 慰労金なし 満了金15万
AW 生産協力金(1万×12) 満了金なし
※
年間を通して、連休などがあると予測されるので、スバルの実働は220日で計算
年間を通して、連休などがあると予測されるので、スバルの実働は220日で計算
12か月まで来ると、トヨタの満了金と慰労金が攻勢をかけてトップに躍り出ました。
しかも、トヨタの場合、ここからさらに更新をすると、給与が1段階上がる日給10300円へ。
やめるのはもったいない。
12か月の手当てや満了金などの合計を出すと、トヨタ91.89万、スバルが80万、日産が81万、
いすゞが84万、日野が52.36万、デンソーが51.65万(245日)、ホンダが15万、AWが12万になる。
こうしてみると、デンソーやAWが稼げるという巷の話は、完全に基本給と残業に依存している
事が分かります。残業が少なく、深夜残業の少ないトヨタが91.89万で、デンソーが51.65万、
その差が42.24万円ほどの差がありますが、この12か月デンソーで残業を重ねれば、
トヨタを上回る稼ぎをたたき出すことができます。深夜残業、休日残業、交替勤務手当
の積み重ねはすごい威力を発揮するのです。
12か月の短期で稼ぐ場合の順位は、デンソー、トヨタ、スバル、日産、いすゞ、AW、日野
と言う順になるかと思います。
しかも、トヨタの場合、ここからさらに更新をすると、給与が1段階上がる日給10300円へ。
やめるのはもったいない。
12か月の手当てや満了金などの合計を出すと、トヨタ91.89万、スバルが80万、日産が81万、
いすゞが84万、日野が52.36万、デンソーが51.65万(245日)、ホンダが15万、AWが12万になる。
こうしてみると、デンソーやAWが稼げるという巷の話は、完全に基本給と残業に依存している
事が分かります。残業が少なく、深夜残業の少ないトヨタが91.89万で、デンソーが51.65万、
その差が42.24万円ほどの差がありますが、この12か月デンソーで残業を重ねれば、
トヨタを上回る稼ぎをたたき出すことができます。深夜残業、休日残業、交替勤務手当
の積み重ねはすごい威力を発揮するのです。
12か月の短期で稼ぐ場合の順位は、デンソー、トヨタ、スバル、日産、いすゞ、AW、日野
と言う順になるかと思います。
特別な祝い金などのインセンティブや寮費(水道光熱費)も含める場合
派遣(紹介)会社により、特別な祝い金がや参加費がインセンティブとして与えられる場合があります。
もちろん、紹介先の祝い金と合算して表示する場合もあります。ここでは、祝い金などを見てみます。
たいてい、企業が祝い金を出すときは、かなり忙しいことの証です。そのため、祝い金を出してくれる
企業に赴任する場合、ある程度の覚悟は必要そうです。
祝い金は企業が出すだけではなく、「紹介」する派遣会社(紹介会社)からも受け取れる場合があります。
別の記事でも触れましたが、派遣企業は斡旋(紹介)をすることでマージンを受け取っています。
そのマージンの一部を期間工に振り分けても十分な利益を確保できているのです。
なので、キャリアを積まず、ただ短期で稼ぐ場合は、派遣ではなく、「紹介」と言う形で、
派遣先(TOYOTAやSUBARUなど)と直雇用を結ぶことです。
企業と派遣会社の両方合わせて、最大50万円の祝い金と言うのも、まれに見かけます。
2017年10月現在
・日野は入社祝い金5万、また10月中に入社で特別手当10万がついてきます。(紹介を介さない場合)
関連記事
・若いなら期間工ではなく、正社員を目指せ!
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たいてい、企業が祝い金を出すときは、かなり忙しいことの証です。そのため、祝い金を出してくれる
企業に赴任する場合、ある程度の覚悟は必要そうです。
祝い金は企業が出すだけではなく、「紹介」する派遣会社(紹介会社)からも受け取れる場合があります。
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そのマージンの一部を期間工に振り分けても十分な利益を確保できているのです。
なので、キャリアを積まず、ただ短期で稼ぐ場合は、派遣ではなく、「紹介」と言う形で、
派遣先(TOYOTAやSUBARUなど)と直雇用を結ぶことです。
企業と派遣会社の両方合わせて、最大50万円の祝い金と言うのも、まれに見かけます。
2017年10月現在
・日野は入社祝い金5万、また10月中に入社で特別手当10万がついてきます。(紹介を介さない場合)
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